1月15日の日記

2021年1月14日 日常
一か月の休暇から復帰。


最後はずっとジャングルで
高床式のベッドがあるだけの質素な小屋に滞在してました。

ちょうど雨季で、毎日雨がふり、合間に覗く太陽で洗濯物が乾くけど、
あとは干せば干すほど湿気ていく環境だったため、小物や服がカビ始める始末。

虫さされに悩まされ、侵入してくる蟻の大群を箒で一日何回も掃き出し、
食事も質素でほぼビーガン。魚が一回出たくらいかな。
コーヒーもアルコールも一切なし。
 
毎日近所の川で水浴び。 ジャングルをハイキング。
他にやることもないので、ひたすら本を読み、
夜8時に就寝、夜中の2時に目が覚めてまた読書。
明け方にまた寝て7時に再起床、みたいな生活でした。 

ayahuascaは体験してみて、手助けのある瞑想みたいなものだと思った。
お寺での修行体験みたいな感じなのかしら。
座禅や掃除とかはなかったけれど。 

それなりに悩みや問題のある人たちがayahuasca来ていたようで、
セッションの後に、シャーマンと何を見たかを話すのだが
「こういう夢を見た。これはどんな意味があるのか」
「どうやって生きていけばいいのか」と”答え”を求めていた。

シャーマンは途中で笑い出し
「あなたたちの質問は壮大だね。うちの集落ではayahuascaに”迷子になった牛をどこで見つけられるか”を聞きにくるのに」
と答えていた。

真理だ。

最初はなぜ迷子の牛を見つけるためにayahauscaに来るのかがわからなかった
が、2回目のセッションで理解できた。 
ayahauscaのおかげで、「あ、あそこにいるかも!」と思いつくのだ。 

結局自身の問題を解決できるのは本人のみ。
そして深刻度も本人次第。
迷子の牛を見つけるのも、人生の謎を解くのも同じ。




















そんなジャングルから
水圧も高くふんだんにお湯が出るバスルーム、
大きなキッチン、
広くて湿っていないベッド、
昆虫もいず、外で降っている雪の寒さから守ってくれるセントラルヒーティングのあるアパートに戻ってきて、昨日までの生活が嘘みたいです。



;;;;;;;;;;;;


それにしても、これだけ本をたくさん読んだのは何年振りだろう。
ベッドではebook reader、移動や運動中はAudio bookとpodcast、と
ひたすら知識を詰め込んでました。 

単なる娯楽だけの本はもう読まないけれど、AmaonのAudio bookは月に一冊無料で人気の作品を提供してくれるので、
それはサプライズということで素直に全部聞いている。 
今月は"劇場"だった。

読んで不愉快になる本だったが、それは作品の質が悪いからではなく、逆に良くできているために感情移入した結果だった。
こういう人たち、存在するもの。















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