ドラマな日々

会社で、アホな出来事に巻き込まえれて
こんなアホな事が私に起きるなんて、私はアンラッキーに違いない、と思っていたら
桁違いのアホらしいドラマが世界規模で身近で起こっていた。
アジア、オセアニアマーケットのエージェントが一斉にボイコットをし、
しかも原因の担当者が上層部に泣きついた挙げ句に自暴自棄になって急遽一週間休みをとり、
私が尻拭いをすることになった・・・・らしい。

いや、忙しいんですけど。

と思ったそばから
半年前にクライアントに「大丈夫です。できます」と言っていた別の案件（←大丈夫と言ったのは私ではない）が、実はできないことが判明。

本当にできるのか、再チェックした方がいいと思う、とクライアントに行ったのは私。
「今更チェックとか言うな！」とクライアントに怒られたがそれでもチェックしたら
やっぱり無理だった。　

チェックして本当によかった。
今ならギリギリ間に合うかもしれない。もしこのまま機能しないソリューションを収めていたら最悪だったろう。
クライアントはすでに計画を立てているので、本当にできなければ億単位の損失。

「えー、でも正直に理由を説明して謝ればわかってもらえるよ。」と呑気な事をいう若手同僚。

あああああああ、君はわかってない。

動かなければいけないプロジェクトが動かない場合、どんな理由を述べても
泣いても、喚いても、たとえ切腹しても、解決策を提示しない限り意味がないのだよ。


でも間に合わせるには、今すぐ動かなきゃいけないのに
「いや、まずはクライアントに謝って、説明して、クライアントがどうしたいか聞かないと。」という担当者。
いやー君、それ、かなり怒られるよ。

私なら
「こちらの手違いで、この問題が判明しました。　でもこの解決策があります。もちろん費用はこちら持ちです。」
というプレゼンするけどなぁ。
（残念ながら、こっそり修正する手段はない。）
　
関わっているものの、この案件の私の担当ではないので
沈む船を見守ってる気分だ。　



ああ　ドラマが尽きない。


実質的な問題の他に、アホらしい社内政治とエゴのぶつかりが起きていて
「たかが仕事でしょ？　なぜタスクをこなす事に集中できないの？」
と世界の真ん中で叫びたい。　



；；；；；



あまりにアホらしくて水曜日は、午後から会社をサボってきのこ狩りに行ってきた。
（反抗の内容がのどかすぎなのは承知。）

運良く新鮮なポルチーニとその他諸々のきのこを見つけた。
茸の味があるので、ガーリックと塩コショウで十分。
下手にクリームなんか混ぜない方が良い。

炒めてもシャキシャキな歯ごたえのきのこ。
とろりとした舌触りのポルチーニ。　
かなりアッサリとした豚肉みたいな茸。　（←ベジタリアンの間ではトンカツの代替品）

おかげで水曜の夕食の食費はほぼ0円。　


土曜は雨が降ったあとに気温が上がり、日が射したので再度森にいったら
ポルチーニが山のように採れた。
ポルチーニの仲間の茸もとれて、傘は私の手のひらサイズ。

茸の芯は別にジャガイモ、ベーコン、にんにくと炒めて前菜に。
メインはポルチーニの傘をふんだんに使ったリングイーネを作った。

傘の部分は火を入れるとトロットロになる。
生ポルチーニは保存がきかないので、すぐ食べる必要がある。　
冷凍や、乾燥ポルチーニとは比べ物にならない。

昔、イタリアで生のポルチーニを食べて感動したが、生食できるのは養殖もののみ。
森でとれる天然ものは寄生虫がいる可能性があるので、火を通した方がいいそうだ。